NHKマイルカップとは？
NHKマイルカップは、1996年にマイル路線のトップを決めるレースとして新設されました。
このレースが創設された当初は、外国産馬や短距離適性のある馬にとって、目標となる重要な大レースでした。
過去にはシーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネ、キングカメハメハといった一流の競走馬が名を連ね、”マル外ダービー”とも称されていた時期がありました。
３年前の勝ち馬シュネルマイスターも父キングマンで外国産馬でした。しばらくは創設時のような外国産馬にとって有利なレースになるのでは？という見立てです。
本命：１５ ジャンタルマンタル 騎手：川田将雅
今年のNHKマイルCで注目すべきは、パレスマリス産駒のジャンタルマンタルです。朝日杯FSを制覇し、前走の皐月賞でも３着という成績を収めています。その皐月賞はレコード決着の超高速レースだったため、この馬のスピードと能力の高さがうかがえます。東京の１６００mは彼にとって理想的な舞台であり、距離短縮もプラスに働くでしょう。
対抗：２ノーブルロジャー 騎手：松山弘平
ジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒であるノーブルロジャーを対抗評価に。前走は重馬場と距離延長の条件で２着と健闘しましたが、今回は良馬場と距離短縮が有利となり、巻き返しのチャンスが大いにあります。同じ父を持つジャンタルマンタルと共に、このレースでの活躍が期待されます。
穴馬：１６ アルセナール 騎手：横山武史
アルセナールは、サンプルエミューズの仔でナミュール、ラヴェルの半妹で東京マイルを得意とする特性を持っています。クイーンCでは不利な内側から２着に食い込む力を見せ、このレースでも血統的な相性の良さが光る可能性があります。
その他の注目馬
- １２ゴンバデカーブース：ブリックスアンドモルタル産駒の同馬。母父ディープインパクトなので適性は合うが久々のレースとなるのが懸念点。モレイラ騎手が騎乗するため、最大限のパフォーマンスを引き出す可能性がある以上は、無視出来ない存在です。
- １４アスコリピチェーノ、５ボンドガール：ダイワメジャー産駒で適性はあるものの、人気に比べて実力が伴わない可能性と早熟血統ということもあり上位評価した馬より爆春力に欠けると見て評価を落としました。
印
◎⑯ジャンタルマンタル
◯②ノーブルロジャー
▲⑫ゴンバデカーブース
☆⑱アルセナール
△⑭アスコリピチェーノ
△⑤ボンドガール
買い目
単勝 ②ノーブルロジャー
馬連 ◎-◯▲☆△
馬連BOX ◎◯▲☆
３連複 ◎-◯▲☆△
本年のNHKマイルカップは、パレスマリス産駒が中心に注目される一戦となりそうです。ジャンタルマンタルとノーブルロジャーが有力候補であり、アルセナールの穴馬としての挑戦も見逃せません。予想される高速決着にどの馬が最も効果的に対応できるかが鍵となるでしょう。
NHKマイルカップは、若いマイル馬にとってはクラシックシーズンのハイライトの一つであり、スピードと戦術が試される舞台です。ジャンタルマンタルはその中でも特に注目すべき馬であり、前走で示した高速レースでの競争力をこのレースでも発揮できれば、馬券圏内はほぼ確実と予想してます。ノーブルロジャーも条件面で改善が見られるため、大きく評価を落とすことはできません。
一方、穴馬のアルセナールは、東京のマイルレースでの適性とフレンチデピュティの血統が生きる場面を見せるかもしれません。
馬券戦略としては、本命と対抗の組み合わせに加え、穴馬を織り交ぜた複数の馬券を買い、的中確率に加えて高いリターンを考えて買いました。さあ、春のマイル王を決める熱い戦いにご注目ください。
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サッカー、野球、競馬、映画、音楽、ラーメンを愛し、孤独にも愛された30代男子。
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