【プロ野球】12球団注目選手の進化、2024年セリーグ編
阪神タイガース
投手:漆原大晟
- オリックスからの移籍選手であり、大学卒業後6年目を迎える漆原は、直近2年間低迷していたストレートの球威が今年に入り見違えるように向上。昨年からの球速は約2キロアップし、球威がオリックスでブレイクしかけた2020年〜2021年頃に戻り、更に変化球の精度も向上し別人に。
与四死球割合も昨年の12.1%→7.5%とコントロールも改善し阪神中継ぎ投手陣の中での地位も向上中。
野手:前川右京
- 阪神の未来を背負う期待の高卒3年目外野手。今年はプロ初開幕スタメン飾るなど期待されている。
三振の割合が昨年の23.4%→12.7%と改善。前川の場合は怪我の多さで1,2年目年間通じて稼働できなかったので今年こそは怪我なく年間通して稼働したい。
読売ジャイアンツ
投手:バルドナード
- 巨人のリリーフ陣で欠かせない左腕。5/5時点で15試合に登板し防御率0.00と大活躍。
奪三振割合が昨年の24.1%→30.4%へアップ。与四死球割合も11.5%→8.9%と改善。奪三振と与四死球割合のスタッツはセリーグのリリーフ左腕では2位の数字。(1位は阪神の桐敷)
今のスタッツを維持できれば来年メジャーor大幅年俸アップは確実か?
野手:萩尾匡也
- 2022年ドラフト2位の大型外野手。昨年は一軍で16打席10三振 三振割合が62.5%と数字だったが、今年は20.4%と大幅に改善。
長打率も.4割越えと大砲候補の片鱗は見せている。チームがどれだけ我慢強く起用できるかとチャンスの旬の時期にきちんと結果を残せるか?
5月以降も注目の野手。
横浜DeNAベイスターズ
投手:中川颯
- オリックス自由契約経て入団の投手。オリックス時代からファームでは無双していたものの投手陣の層の厚さもあり一軍では活躍できず。シンカーの球威が近2年に比べ約8キロアップした関係もあり有効活用できているのが大きな変化。高校時代活躍した横浜の地でブレイクの予感。
野手:山本祐大
- 進化を続ける捕手。昨年も打率.277 OPS .729と捕手としては高水準の打撃を見せた。
今年は三振の割合が13%→3.5%へとコンタクト率が大幅に上昇。次期日本代表の正捕手候補としての期待も高まる。
中日ドラゴンズ
投手:橋本侑樹
- 過去1軍での奪三振率のキャリアハイが2021年の9.45。2022年 5.40 2023年 5.25と数字を下げていたが、今年は10.91と大幅に改善。
奪三振の割合もセリーグのリリーフ左腕の中でもトップクラスに高い。5月以降も維持できるか注目。
野手:村松開人
- 5/5時点で打率4割越えの大活躍の大卒2年目内野手。
昨年の成績が打率 .207 ファームでも打率 .229と大卒1年目即戦力内野手としては物足りない成績だったが、大学時代から注目されていた打撃がプロでもアジャスト。
セカンドの守備指標は昨年からも高かったが、今年はショートの守備指標も大幅にアップ。
東京ヤクルトスワローズ
投手:吉村貢志郎
- 2022年ドラフト1位右腕が本領発揮。
奪三振割率が6.86→8.73へ大幅アップ。規定投球回数者の中ではセリーグ2位の奪三振割合。(1位は巨人の戸郷)
ストレート・フォークの球威が昨年から約3キロアップとパワーアップした。ストレートのアベレージ球速はセリーグの規定投球回達してる投手の中ではトップ。
野手:丸山和都
- 3年目にしてブレイクの予感。
ファームでの出塁率が昨年.350→今年.440と大幅に伸び一軍に昇格。
一軍での三振率が2年連続25%→今年は12.7%とコンタクト率が良くなったのが大きな変化。
広島東洋カープ
投手:黒原拓未
- 昨年の奪三振割合18.8%から25%へと大幅にアップし、与四死球割合も14.5%から6.7%へと改善。球威のある投手として知られ、コントロールの改善が成績向上に繋がっている。
野手:宇草孔基
- 昨年はファームでも打率.210 1本塁打と苦戦していましたが、今年は1軍で打率.280、3本塁打と活躍。ファームでの四球割合も昨年の3.6%から16.8%へと大幅に向上し、選球眼の改善が目立つ。
今回上げた選手もですが、上げなかった選手の今後の更なる進化にも注目が集まります。
次回はパリーグ編になります。
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サッカー、野球、競馬、映画、音楽、ラーメンを愛し、孤独にも愛された30代男子。
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