ガンバ大阪はゴールデンウィークの連戦で苦しいスタートを切った。鹿島戦では1ー2で敗退し、新たに試みた戦術配置が光と影を投じた。特にDFラインの不安定さが敗因として浮き彫りになり、右サイドバック岸本が特に攻略される形となった。
三浦弦太の負傷と影響
さらに痛手となったのは、守備の要である三浦弦太の負傷離脱である。まだ診断結果は公表されていないが、最悪の場合、今シーズンの復帰は絶望的と見られている。これにより、DF三浦とCB中谷の強固なコンビが崩れ、チームは大きな痛手を負った。
ディフェンスラインの再編成
この状況下で、ガンバ大阪はどのようにして困難を乗り越えるかが問われている。控えのCBとして福岡将太、江川湧清、坂圭祐が名を連ねる。
福岡は4節磐田戦でスタメン出場し持ち前のビルドアップを活かし勝利に貢献。昨年の実績やポヤトス監督のサッカーを体現するという意味では現状福岡がファーストチョイスになる。
ただ対人守備がCBの中だとウィークポイントになるのでその辺りをどうカバーできるか。
また、江川はCB陣唯一の左利きの選手。フィジカル、ビルドアップ能力もあり素質が高い選手で昨年春に出場機会を得るもJ1の強度に対応できず怪我もありベンチ外が増えた。長崎時代は松田本部長の一番弟子として、ゾーンディフェンスの申し子とも言われていた江川がここでレギュラーを掴めれば将来のガンバとしても非常に大きい。
琉球戦では久々の公式戦ということもあってかまずい対応もあったがポテンシャルの高さは見せた。
江川にとってJ1でのサッカー選手キャリアをかけたGW連戦になる。
一方、坂は身長が174cmと小柄ながらもジャンプ力を活かしたエアバトル、統率力が武器の選手。名古屋のパトリックにも空中戦を勝つことができるくらいエアバトルに強みを持った選手。
J1経験も豊富な選手で湘南時代にはルヴァン杯優勝にも貢献。虎視眈々とポジション獲得を狙う。
中盤と攻撃の調整
ボランチは、ネタラヴィの離脱により鈴木徳真とダワンが過重労働になりつつあり、ここに新たな力が求められている。倉田秋や石毛秀樹がキーポジションでの起用が見込まれており、特に石毛は福岡戦でボランチとしての起用が期待される。
攻撃面では、ジェバリ不在が痛感されており、CFWには宇佐美、坂本、唐山の僅かな選択肢しかない。日程を考えると宇佐美が大阪ダービーでの起用と考えると、福岡戦では坂本がCFWでの起用が見込まれる。
最後に
ガンバ大阪は現在、困難に直面しているが、これを乗り越えるための新たなヒーローの誕生が期待されている。
苦しい状況は時に新たな才能を開花させる機会となり得る。ファン・サポーターは新たなスターの登場を心待ちにしており、チームがどのようにこのピンチをチャンスに変えるかが注目される。
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